雨仕舞

天井

断熱材は諸刃の剣?

散水調査の結果、立平葺き屋根からの浸水が確認されました。雨水は軒天内部を経由した後、外壁の室内寄りに移動し下方に落下しています。その時、本来であればアスファルトフェルトの裏面や木ずり付近を落下するもの...
屋根

気付く時間はあったはずです

パネル系の庇の下方(軒天)からの雨漏りが止まりません。建築業者さんは、まずはパネルの目地の劣化を疑ったようです。そして既存目地のシーリングを打替えてみたのですが何も変わらなかったとの事。少し雨漏りに詳...
屋根

突き抜ける軒先水切り(唐草)

【改善作業状況】 軒先の水切り金物(唐草タイプ)が立ち上りのルーフィングを突き破っていました。(緑線が撤去前の水切り位置) 下の写真は小屋裏内の雨漏り再現状況の様子です。 【散水調査状況】 コロニアル...
外壁

複数浸入雨漏りの極み

かれこれ三年ほど前だったでしょうか。最初の雨漏りの連絡があって状況を確認しに伺った時は外壁の塗装を行って間もないピカピカの状態だった事を覚えています。散水調査のご提案をして間もなく調査を行わせて頂き原...
外壁

もしエアコンが発明されなかったら、建物の雨漏りも減っていた?

いわゆるクーラーは20世紀の大発明だと思えるのです。もしもクーラーが無かったら・・・、夏の生活はおそらく地獄でしょう。少なくとも私にはそう感じる次第です。皆さんはいかがでしょうか。(クーラーは生命維持...
外壁

下笠木が軒樋に成り果てる時

建築物は部材の集合体です。その一つ一つに適正な位置や納め方を要求されています。当然ながら意味があっての事です。しかし、時折、ちょっとした位置がずれていたり、順序が逆になっている事で雨漏りの原因になって...
外壁

への字曲りのALCパネルに隠されたもの

※クリックで拡大します ALC造の斜壁からの雨漏りの多さに関しては既にご承知の通りです。特にタイル貼り仕上げの場合は問題箇所が見えない事が多いため発見には時間が掛る場合もあります。 一般壁面の垂直に取...
基礎

ALCと外巾木の危うい関係

鉄骨ALC造の基礎周辺の納め方は業者さんによって様々ですが、お勧め出来ない形で納めているが故に雨漏りにつながっている案件を時々見かけます。 鉄骨サイディング張りの場合も木造の場合も端末の納め方には雨仕...
天井

読んで字の如く「水切り目地の働き」とは

RC(鉄筋コンクリート)造のイメージは?と聞かれて何を思い浮かべるでしょう。「固い」、「丈夫そう」、「重厚感(重い)」、「建築費が嵩みそう」、などいろいろ感じると思います。しかし、そういった見た目のイ...
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