いわゆる「複数浸入雨漏り」の場合、改善するまでの時間が長くなる事があります。
と言いますのも、散水調査程度の水量では反応せず、強風や大雨もしくは長雨でしか発生しないような原因があった場合などはその傾向が高くなります。
しかも、散水調査によって1箇所以上雨漏りが再現されているとなると尚更にそういった原因は見落とされがちになります。
そして、そもそも発生しにくい雨漏りを再現する為には時間と経験値そして根気が必要絶対条件になると思います。
再発・・・、その時頭を過る事は「見落とし」「想定範囲のミス」「調査方法の不手際」「新たな原因」等ですが、それを言っても解決はしません。
漏れるからには原因が存在するという事が真理ですのでまた新たに仮説を立てる事から始めなければなりません。
オーナー様にも一度は残念な気持ちを持たせて大変恐縮ではありますが必ず入口を発見するという強い気持ちで対処致しますので一緒に解決までお付き合い頂きますようにお願い申し上げる次第です。
解決出来ない雨漏りなど存在しません。何故なら入口は必ずあるからに他なりません。
諦めれば雨漏りとずーっと付き合う事になるのです。多少時間は掛かろうとも私たちは諦めませんのでよろしくお願い致します。