への字曲りの壁に隠されたもの

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シャイン91 ※クリックで拡大します

ALC造の斜壁からの雨漏りの多さに関しては既にご承知の通りです。特にタイル貼り仕上げの場合は問題箇所が見えない事が多いため発見には時間が掛る場合もあります。

一般壁面の垂直に取り付けられたALCパネルと斜壁に取り付けられたALCパネルはどのように納まっているのでしょうか。専用のパーツがあるのでしょうか。雨仕舞は考えられているのでしょうか。

私たちが雨漏りの原因を調査し、改善を行った事例ではおおよその建物は下図のような納め方をされていました。

ALC斜壁 ※クリックで拡大します

パネルとパネルの間は現場施工によるモルタル充填となっていました。稀にALCパネルを斜めにカットしてシーリングで納められているものもありましたが。ほとんどはモルタル充填仕様です。当然ながらモルタルは収縮しますのでALCパネルとの継ぎ目には隙間が生じやすい事はご理解頂けると思います。仮に施工時に接着剤を使用していたとしても経年的に破断している事も考えられます。

仕上げが塗装の場合はその継ぎ目部分が横方向のヒビとなり目視出来ます。ヒビから必ず雨漏りするわけではありませんがそこを起点に塗膜が剥がれ始めることもあります。そして、タイル貼り仕上げの場合はそのヒビに気付く事が困難です。ご承知のようにタイルの目地材に止水効果は期待出来ませんし、斜壁部分のタイル目地は雨に浸食され無くなっている事が多く、降り注ぐ雨はALCパネルやモルタルに容易に到達しています。

斜壁は屋根とみなして施工する事をお勧め致します。最低でも防水処理を施して下さい。

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株式会社建水プロテクト|東京都練馬区の雨漏りと防水を考える会社

投稿者:

kensuiprotect

雨漏りの形態は、建物の構造や状況によってそれぞれ違って参ります。さまざまな雨漏りの状態を的確に受け止め、先入観を持たずに対応する事が雨漏り修理には大切です。複合的な原因により雨漏りが発生している事も多く、一度の処理だけでは改善しないかもしれません。しかし、状況の観察や諦めずに対応を続ける事により、必ずや雨漏りを解決致します。 たかが雨漏り、されど雨漏り、私たちは諦めません。皆様も私たちと一緒に諦めることなく雨漏りに立ち向かって参りましょう。 【建物を雨水から守る会社、建水プロテクトです】  雨漏り診断士 藤田 裕二