雨では雨漏りしないが雪では漏ってくる。という事例が多く見受けられます。特に陸屋根の場合にはその傾向が強く表れます。通常、雨は流れ去って行くものですから、長い時間降り続かない場合は小さい隙間が原因だった場合建物内に浸入する雨量は少ないかもしれません。しかし、雪となると溶けて無くなるまでに長い時間影響がありますので例え入口は小さくてもジワジワと水分が浸入してしまう事になるのだと思います。この時期、雪によって発覚する‟隠れ雨漏り”が多発します。その場合、いきなり大量の水が浸入してくる事もありビックリする入居者の方が多いのも特徴だと言えます。また、普段の雨では到達しない高さに浸入口が存在している場合も降雪量が多い時にその高さまで雪が到達する事で発覚というパターンもあります。東京近郊の場合、屋根勾配無視の雪国の「すが漏り」とは雨漏りの仕組みが違うので原因さえつかめれば大概の場合補修は可能だと言えるでしょう。明日も雪の予報が出ています。降雪も良い機会と捉えてこの際隠れ雨漏りを退治しましょう。
隠れ雨漏り
投稿者:
kensuiprotect
雨漏りの形態は、建物の構造や状況によってそれぞれ違って参ります。さまざまな雨漏りの状態を的確に受け止め、先入観を持たずに対応する事が雨漏り修理には大切です。複合的な原因により雨漏りが発生している事も多く、一度の処理だけでは改善しないかもしれません。しかし、状況の観察や諦めずに対応を続ける事により、必ずや雨漏りを解決致します。 たかが雨漏り、されど雨漏り、私たちは諦めません。皆様も私たちと一緒に諦めることなく雨漏りに立ち向かって参りましょう。 【建物を雨水から守る会社、建水プロテクトです】 雨漏り診断士 藤田 裕二 kensuiprotect の投稿をすべて表示