雨漏り調査 立ハゼ葺き(立平葺き)も瓦棒葺きと同じく先端にリスク有り! 立平葺きの軒先雨浸入事例が多く報告されていますが、ハゼ葺きのような鉸め部分が狭い場合でもどうやら雨浸入リスクは免れないと言えそうだ。 ご承知のようにハゼ部という部位は板金部材の接続部分ですので慎重な雨仕舞処理が求められます。写真の状況はハゼ... 2024.01.25 雨漏り調査屋根
施工事例 Q:塗装で雨漏りは改善する?→ A:改善する場合もある 「外壁塗装すれば雨漏りも止まります」的な話しで改修工事に踏み切った方もいらっしゃることでしょう。現に、雨漏りの原因によっては、確かに一時雨漏りが治まることもあるので「外壁塗装して良かった」と思うことになります。しかし、それは、もしかしたら外... 2024.01.31 施工事例鉄筋コンクリート造外壁
雨漏り調査 『届かぬ想い』~深目地(沈み目地)のシーリングに於ける落とし穴~ シーリングはタイル目地の底まで届いていますか? 縦方向はもちろんですが、深目地(沈み目地)系のタイル外装では、雨は目地に沿って横方向にも移動します。その横目地の端部がサッシなどの開口部だった場合、そしてそこに不具合があった場合は雨漏りの原因... 2024.01.31 雨漏り調査外壁
施工事例 外部モルタル巾木は目隠しとして有効だが雨漏り的には弊害になりがち 以前、モルタルで巾木は「無用の長物」なのか?でも出巾木の意味について考えましたが、今回も出巾木の弊害について考えたいと思います。 基本的に出巾木は“目隠し”の要素が多いという事です。 特にRCの建物では基礎から1階の土間付近にかけて打継が多... 2024.01.31 施工事例鉄筋コンクリート造外壁
雨漏り調査 透湿防水紙の熱劣化 透湿防水シートは紫外線に触れずとも熱の影響で徐々に劣化が進行しています。 写真のように笠木の直下に於いては熱の影響が大きいこともあり劣化のスピードも速いと推測できます。劣化速度に差はあるでしょうが壁面内の透湿防水シートも例外ではありません。... 2024.01.25 雨漏り調査外壁
雨漏り調査 電気配管系からの雨漏りの入口とは 1階の室内にある壁面のコンセントBOXから雨漏りが発生しています。 おそらく、電気配線が通っている配管(鋼製)内に雨が浸入している様子。 (黄線:推測経路) 2階の共用部に分電盤がありますが内壁側に扉があるので雨が吹き込むことはないようです... 2024.01.31 雨漏り調査鉄筋コンクリート造外壁
施工事例 浮きタイルは雨漏りの原因となり得るか? 外壁の仕上げにタイルを貼っている建物は数限りなく存在しています。しかし、見た目は同じでもその下層であるタイル下地の仕様は建物によって大きく違っているかもしれません。 最近のRC造の建物は、躯体にタイルを直貼りしているかのごとくタイル下地のモ... 2024.01.31 施工事例鉄筋コンクリート造外壁
施工事例 RC造:サッシ廻りの捨て打ちシーリングは重要 通常、RC造外壁に於いて通気工法という概念はありません。よって、透湿防水紙とも無縁ですし、そもそも二次防水という考えがありません。外壁の雨をしのぐには外壁の躯体コンクリート自体の防水性能によるところが大です。然るに、大きめのクラックやジャン... 2024.01.31 施工事例鉄筋コンクリート造外壁
雨漏り知識 水切りタイルは ❝有り❞ か ❝無し❞ か? 当時、RC造の新築の建物に於いて、サッシの水切り金物を使用せず外壁のタイルを加工して代用するという意匠設計が一部の設計士の間で流行ったようです。同年代の建物で同じような納まりをよく見かけます。今もこのような納め方をしているかどうかはよく分か... 2024.01.31 雨漏り知識鉄筋コンクリート造外壁